コンセプト

暮らしに似合うhinokino。

美しいデザイン、暮らしのデザイン。

美しいデザイン、暮らしのデザイン。

日本に木造建築や家具の文明・文化が生まれたときから、ヒノキは美しい良材として大切に使われてきました。匠が仕上げた木肌はなめらかでつややか。木目は端正。強く丈夫で、耐久性に優れることも特長。今でも、神社仏閣や和風建築の主役はヒノキです。

そして、ヒノキは持続可能な森林資源です。人の手で育て、森を守り、豊かで災害に強い山肌を維持し、山・川・海の生態系を循環させます。

ヒノキは美の木、日本の木。この素晴らしい木を、今の暮らしに似合う建築、家具、暮らしの道具としてデザインしたい。それが、hinokinoです。今の暮らしを美しく彩り、未来につながるヒノキのデザインに取り組むことがコンセプトです。

優れた木質をひきだすつくり。

優れた木質をひきだすつくり。

世界遺産や国宝に指定される日本の建築にヒノキがふんだんに使われているのは、美しさと強さを合わせ持つ木材だからです。

カンナで仕上げた木肌は、きめ細かくなめらかで光沢を放ちます。芳しい香りは気持ちを和らげ、触り心地は柔らか。狂いが少なく、湿気や腐朽菌に強いのもヒノキの特長です。

ただし、この特長を建築や家具で生かすには、じっくり時間をかけて天然乾燥させた良材を用いることが必須条件です。高温・短時間で水分を飛ばす人工乾燥は、木質やヒノキの成分を壊してしまいます。

hinokinoのヒノキは、主に奈良県・吉野産の天然乾燥材です。そして、それを加工するのはヒノキの特徴を熟知した職人たち。木目を読んで、どこにどの向きでどう接合するを考えながらヒノキの美しさと強さをひきだします。

ショップの隣で家具をつくっています。

ショップの隣で家具をつくっています。

hinokinoの家具は、ショップに隣接した加工場でつくっています。量産工場ではなく、キャビネットやテーブルは基本的に受注生産です。

受注生産のメリットは、お客様と対話しながらお好みや使い方、お部屋に合わせて高さ、幅、奥行きのサイズや形状のカスタマイズにきめ細かくオーダー対応できることです。また、造作家具やオーダー家具のご相談も承ります。

さらに、住まい方と家具のあり方を相談しながらのリフォーム、リノベーション計画や新築住宅のご相談も家具と共に承ります。ヒノキを生かした美しい家具、美しい住まいのデザインを一緒に考えます。

人と親和する成分。

人と親和する成分。

ヒノキチオールという言葉を聞いたことがありますか。これはヒノキなどの木に含まれる成分で、ほかに、ヒノキチオールα、カジノール、αピネンといった成分がヒノキに含まれています。

こうした成分には芳しい香りとリラックス効果あるされ、アロマオイルや化粧品、薬品などに使われています。昔から防虫効果や消臭効果があるとされてきたのも、こうした成分によるものだということが知られてきました。

ヒノキは宮殿にと日本書紀に書かれたり、ヒノキ舞台という言葉があるのは、人にとって大切な空間をつくり出すのに有用だということが感覚や経験でわかっていたのです。
人と親和するヒノキの魅力をお届けしていきたいと考えます。

未来へつなぐサスティナビリティ。

未来へつなぐサスティナビリティ。

地球規模で、森林の危機が問題となっています。これは、何十年何百年とかけて成長する木を人が使い過ぎたり、開発のために伐採を行なってきたからです。世界各地で森林保護のための管理体制がとられていますが、すでに木材市場では、国産広葉樹はほとんど見かけなくなりました。

ヒノキやスギ、ヒバなどの針葉樹は、人の手で育てる植林材です。100年の計で苗木を植え、下草を刈り、間伐をして、山になるべく負担をかけずに育て、伐ったら未来の世代のためにまた苗木を植えます。

材木となった木は、長く大切に使ことで持続可能なサイクルとなります。一人ひとりが使うヒノキは小さな量であっても、それがサスティナビリティ、未来につながる正しいことに違いありません。

長く大切に使われる、愛されるヒノキの未来をデザインしていきます。

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